「こんなにも龍のアートが喜ぶなんて!!」
そう思った龍神ゾーンでの龍のアートたち。
龍のアートを担いで、せっせと龍神の滝に行き(少々、小高いところにあります)、
アートを並べて、直感的に、それぞれのアートを並べていきました。
なにも考えずに、
…というか、「この絵はここ!」という風に絵が場所を選んでいるようでした。
私たちはただただ、絵に言われて、運んでいただけといった感じ。
そんな龍のアートたちの空間です。
まるで木の一部。
まるで木のエネルギー体そのもの。
木と一体となった龍のアートは、力を解き放ちました。
アートのエネルギーが大きくなって、くらくら。
色も変化して、くっきりと姿を見せてくれました。
絵は場を選ぶ。
共鳴しあうアートと場に嬉しくなりました。
龍神の滝を臨む朱塗りの欄干に、龍の紋章たち。
なんてシンボリックなんでしょう。
いっせいに桜吹雪が舞い上がる。
龍のアートがすべて自分の場所を見つけ、その場にポジショニングされたその瞬間の出来事でした。
突然の大きな風が吹き、桜が舞いあがっていきました。
それはまるで龍が喜んで、空に飛んでいったような。。。
あまりにも現実的で、龍の存在を感じた私たち。
感動感激で、一同立ちすくむ。
「やっぱり、龍っているんだね」
「龍の目」が開く。
この岩は昔から『龍の腰掛』と呼ばれています。
龍がこの岩に腰かけているのだとか。
この岩にこの絵を置いた瞬間、ごごごごと岩が動き出したような気がしました。
龍の目を持ち、目を開き、意思を持ち、動き出す。
この岩が実は、龍そのものだったのかも。
この絵を待っていたようでした。
絵はこの岩とともにいたことで、さらにパワーアップ。
龍神の滝。
笠原寺の龍神の滝にある石灯篭。
なにげなく置かれたその灯篭をじっと見ると、
「え!?龍が巻き付いている!!??」
そうなんです。
龍がぐるぐる巻き付いた灯篭が龍神の滝におかれているのです。これまた一同大興奮。
魔法の龍の杖をもってポーズ。
絵はエネルギー。場はエネルギー。
絵は、場と出会うことにより、さらにエネルギーを増す。
まるで待っていたかのように、絵が喜び、場が喜ぶ空間でした。
小さな絵の中の龍たちが、場を持つことで、大空に羽ばたいていったような龍神ゾーン。
龍のアーティストの皆様。ありがとう。